社内のカネを全て把握するだけで半年はかかるよ


私は大学卒業後、実家のある山形県には戻らずに、このまま東京都内で就職することを決めました。地元には父や母、それに仲の良い親戚などが揃っているので、本音を言えばあちらで生計を立てたかったのですが、あいにくと私が大学で勉強してきた内容では就職先が見つからず、やむを得ず都内に活路を見出した状況です。

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このような訳ですので、私の中には常に「妥協して会社を見つけた」という意識があったのだと思いますが、それが災いでもしたのか、入社から1年ほど経ったある日、突然上長から「経理部への異動」を命じられたのです。それまでは営業の仕事で、人と関わりつつも自分が販売したいものを売る毎日でしたので、この命令は堪えました。

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実際に経理部に異動してみると、日々の業務で相手にするのはお金と言う名前の「数字データ」ばかり。しかも先輩社員からは「社内のカネを全て把握するだけで半年はかかるよ」などとも言われてしまい、私はそのあまりに把握する数字の多いことに戸惑ってしまったのです。

日本公認会計士協会東京会長野県会

加えていえば、実は私はかなりズボラな性格をしており、これまで自分の家計簿ですら相当にいい加減な調子でつけていました。毎月の収支が合わないことなんて日常茶飯事で、自分でも「こんな私が、何億などという単位でお金を計算して管理するなんて無理だ」と思っているのです。